採択される事業計画書のポイントをズバっと理解するセミナー
現在、中小企業庁が革新的なサービスやものづくりに対して、最高で1,000万円の補助金を支給することについては他の記事で紹介しました。
【補助金】最高で1,000万円、ものづくり・サービス革新などの補助金
その補助金について、東京商工会議所が、“採択される事業計画書のポイントをズバっと理解するセミナー”を開催しのたで参加してきました。
補助金を申請する場合の申請書作成のキホンについては、拙著でもご紹介していますが、セミナーに参加したフィードバック&メモを記載してみます。
業種を問わず、在庫管理は大切ですね。在庫がないと機会損失が発生します。
さて、採択される事業計画書のポイントをズバっと理解するセミナーへと話を戻します。
補助金を申請する場合のポイント
上でも記載したとおり、ここでは“採択される事業計画書のポイントをズバっと理解するセミナー”のフィードバックと備忘録を中心に記載します。
セミナーで説明があった細かいことまで挙げればキリがないので、特に印象に残ったポイントを下にまとめてみます。
記載例はあてにならない
補助金を申請するときには、公募要領などに申請書記載例が掲載されていると思いますが、記載例のように補助金の申請書を作成しても、光った申請書は作成できないのではないかと思います。
なぜかというと、他のほとんどの応募者は記載例を参考にして申請書を作成しているからです。これをすると差別化ができない。
因みに、応募者の4割近くは申請書の記載ミスなどにより、そもそも審査のテーブルにも登らないということでした。
興味を惹く事業計画名にする
補助金の申請書には、事業計画名をつけることが大半です。今回のものづくり補助金に限らず、小規模事業者持続化補助金の申請書にも、事業計画名の記載が求められています。
ブログや書籍のタイトルの付け方にも共通するかもしれませんが、読み手(審査人)が興味を惹くようなタイトルにすべきとのこと。
当たり障りのないタイトルでは、目立ちません。
見える化した申請書を作成する
補助金申請書の一般的な記載例は、文字が多いはずです。審査担当者は、相当な数の申請書をチェックしているはずなので、文字だけではうんざりすると思います。
そこで、プレゼン資料のように補助金の申請書を作成する。
通常のプレゼン資料は、図表を多用して、わかりやすい資料を作成し、事業やビジネスモデル、組織、オペレーションなどを見える化させる。
見える化させることで、審査担当者は容易に簡単に補助対象となる事業・ビジネスを理解できるようになります。
この“見える化”が今回のセミナーで主催者側が最も伝えたかったことではないかと思います。
このセミナーでは、プロジェクターを使って各々のポイントが説明されましたが、詳細なレジュメは配布されませんでした。
そこで、写真を撮ってきたので、その一部を掲載します。
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