転職前に知っておきたい社会人の年収ピラミッド(男女別)
2017/12/16
今までに、日本とか中国の人口ピラミッドを見たことはあるけれど、年収ピラミッド、すなわち給料別のピラミッドは見たことがないのでサクっと作ってみました。
「年収1000万円以上の人は数%」と聞くことはあるけれど、本当にそうなのかどうかわからないので、国税庁の公表データで確認してみました。
サラリーマンが転職前にこの年収別のピラミッドを知っておけば、自分のポジション確認とか、転職活動での自分の売り込み方に役立つかもしれない。
転職活動の前に必見!2015年の年収ピラミッド
国税庁が毎年、民間給与実態統計調査というものを公表していますが、それを基に年収別のピラミッドを作成しました。
これを見るとわかりますけど、男女にはまだ差がありますね。民間給与実態統計調査を基に計算すると、2015年は年収1000万円以上の割合は男で6.8%、女子で0.8%、全体で4.3%。
「年収1000万円以上の人は数%」とよく聞くけれど、実際は男女別では全然違って、意外に男の人達の割合が多いんだなーって感じです。
因みに、転職する人は、どれくらいの年収になれば上位1%に入れるかと言うと、男性の場合は2000万円弱、女性の場合は、1000万円弱ですね。
1995年の年収ピラミッド
せっかくなので2015年の年収ピラミッドと20年前の1995年のピラミッドを比較してみると、2015年では女性の社会進出と、女性の給与全体が上昇していることに改めて気づきます【年収ピラミッド比較】。
反対に男性の場合は、1995年よりも2015年の方が年収300万円以下が増えてる。この層はこれからも増えると思う、
【年収ピラミッド比較】
意外なのは、格差社会と言われているので、1000万以上の人達も増えていると思っていたけれど、増えてるどころか減ってます(2,343千人→2,094千人、全体の割合も5.6%→4.3%)。
格差社会とは言われてるけれど、実は、上層はジワジワゆっくり沈む、下層はスピードを出して、広がりながら沈む。こうして格差が広がっている可能性もあると思う。
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