世界各国の人口ランキングと1人あたりGDPをみる
2014/12/18
普段生活していると自分の国の人口はなんとなくわかりますが、一般的なサラリーマンが自分の会社の売上高には意外と興味がないことと同様、その他の国の人口までは興味がないかもしれません。
そこで今日は各国の人口ランキングについておさらい。中国の人口世界1位については周知の事実ですが、具体的なランキングまでは知らない人がほとんどだと思います。自分も最近、人口を調べる機会があったので、初めて知ったこともあります。
世界各国の人口ランキングは次のグラフのようになっています。
2012年世界の人口ランキング
人口減少中の日本、かろうじて10位にランキングされています。ナイジェリア、パキスタン、バングラデシュがランキングに入っているのは個人的に意外です。
人口=市場規模ですが、そもそも購買力がないと海外進出したとしてもビジネスが成立しない。
そこで各国の1人あたりGDPを見てみます。順位は上の人口ランキングに対応させています。
世界人口ランキング上位の1人あたりのGDP
こうすると各国個人の購買力がざっくりと推定できます。1人あたりGDPの具体的な数値はグラフからはハッキリわかりませんが中国6,076$、インド1,492$、インドネシア3,592$、パキスタン1,296$、ナイジェリア1,631$、バングラデシュ818$です。バングラデシュ以外はバイク普及ラインの1,000$を超えています。日本にいるとナイジェリアの1人あたりGDPは想像しにくいですが1,000$を超えていて、それほど低くないこともわかります。
BRICSのロシア、ブラジルはさすがに10,000$を超えていますね。
かろうじて10位にランクインしている日本ですが、2030年後、さらには2050年にはどうなっているか見てみます。
25年後の世界の人口ランキング
2030年になると日本のランキングは13位にまで低迷してます。このときの人口は1億1700万人でまだ1億人ラインをキープしていますが、2050年になると下のようになります。
また昨日の記事でも書きましたが、中国の人口は2020年以降減少するので2030年には人口世界1位のランキングの座をインドに譲ることになります。
40年後の世界の人口ランキング
この頃になると日本は人口1億人を切ってしまいます。どんどん日本のマーケットが縮小することが日本の人口推移をみると容易にわかりますね。
日本のマーケットとしの魅力が明らかに縮小していくなかで、ビジネスマンや企業はどこにポジショ二ングをとるかということについて十分に考える必要があるかもしれません。
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