Vita Ricca.

公認会計士が伝えるビジネスハック。

アジアの1人あたりGDPを日本の歴史に重ねてみた。

      2015/06/21

先日は「世界の人口ランキングと1人あたりGDP」と「中国の人口ピラミッド」についてエントリーしました。

今日はアジアの今が、日本の何時ごろに相当するか1人あたりGDPを基にエントリーします。


現在の中国の1人あたりのGDPは6,076$(2012年 日本の約13%)です。しかし、この数値をみてもイメージしにくいので、日本の年代で言えば「いつ頃」になるかを図にしてみました。現在の中国の1人あたりGDPが日本の年代で言うと何年頃に相当するかを図にしてみます。
せっかくなのでアジアの主要な国も記載します。

日本の1人あたりGDP推移とアジアの現状を比較

推移(SD:総務省統計局、内閣府、セントルイス連銀公表資料より作成)
※赤の折線は2010年までの日本の1あたりGDP推移

このように日本の1人当たりGDPの推移とアジア各国の1人当たりGDPと比べると興味深いです。いろいろなことを示唆しているように思えます。

日本の1人あたりGDPは46,000$強です。シンガポールは更に上にあり、51,160$。

この表によれば中国の1人あたりGDP(2012年)は日本の1977年の水準で、日本の高度経済成長期の直後あたりに相当します(日本の高度経済成長期は1973年まで)。

タイ、インドネシア、インドの現在の1人あたりGDPは日本の1970年前後と同じ水準にあります。

タイ、インドネシアなど中国よりも左側に位置する国は日本の数値よりもまだまだ低いですが、裏を返せば成長余地が相当あるということです。

これから【日本】で起業すると仮定した場合、日本は既に経済が成熟しているうえに人口減少による内需縮小が明らかなので、激しい競争に巻き込まれるのは目に見えています。

ゼロから創業する場合、いつ開始したとしても事業を拡大させることが大変なことに変わりはありませんが、経済成長期にある国で起業しその経済成長の波に便乗できた方が「おそらく」事業を軌道に乗せやすいはずです。

言葉の壁を乗り越えられるならば、またはその壁を巧く打ち破れるツールがあるならば経済成長の波に便乗できるようなポジションをとった方が良いはずです。

3098236488_10462588bdphoto credit:by gtknj

さて、2050年には1人あたりGDPがどのような位置づけに変化しているのかを、ゴールドマンサックスの公表資料と総務省統計局が公表する世界の統計を基に計算してみました。

ただし、香港、シンガポール、タイについてはデータ入手不可のため割愛。

2050年までの日本の1人あたりGDP推移とアジアの国々を比較

推移1※赤の折線は2050年までの日本の1あたりGDP推移予想

経団連シンクタンクも予想しているように、GSデータと統計局の資料から計算しても韓国には追い抜かれています。中国はすぐ背後。

随分先の話ですが、2050年になると中国は日本の2040年の水準、インドネシアなどは日本の1989年前後の水準になっています。

実際に日本の数値が、このような綺麗な右肩上がりになるかはどうかはわかりません。

参考:中国語に翻訳してBlogを書けば、アクセスは増えるか?



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