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大企業で働くべきか?ベンチャーに転職すべきか?

      2016/01/23

ドラえもんの四次元ポケットには、かの有名なタケコプターが入ってます。知っているとは思いますが、タケコプターというのは人の頭に付けるとどこにでも飛んでいけるというドラえもんではよく登場する道具の1つです。

実際にタケコプターが製品化されれば、トヨタ自動車の業績は大打撃を受けるだろうと、フと思ったりします。

さて今日は「働くこと」についてエントリーします。ネットサーフィンしたり、SNSでは頻繁にキャリアについて記載したブログを見かけることがあるので、便乗してみました(笑)。


大企業で働くメリットってあるのか?

自分もこれまで、規模の違う組織で働いたことがあるので、経験則に基づいて思い付いたことをざっくり記載します。

クオリティの差

業界にもよると思いますが、サービスのクオリティに差が生じやすいように感じます。

クオリティの差というのは、例えば「東京タワーの絵を描く」という仕事があったとします。ピカソが描いた東京タワーの絵と小学生が描いた絵では、仕上がる成果物が違います。この違いがクオリティの差です。

また例えば、駅前のビジネスホテルとリッツ・カールトンではサービスが違います。これもまたサービスのクオリティの差です。

もちろん会社規模の差がそのままサービスのクオリティの差に繋がるとは言い切れませんが、一般論としてはこのようなことが言えると思います。

話はちょっと逸れますが、提供するサービスが高度に専門的なことになると、サービスのクオリティに差があっても顧客に前提知識がない場合、クオリティの差に全く気が付かないという悲劇が起こることがあります。また、こういう顧客の無知に付けこむ悪徳業者も存在します。

仕事の進め方

仕事の進め方に関しては、ほぼ例外なく大規模組織の方がしっかりと業務を管理します。逆に言うと、規模の小さいところでは業務を丸投げするところが多いように感じます。チェックさえきっちりすれば丸投げでも悪いとは思いませんが、初心者に丸投げしたうえに、ノーチェックで成果物を顧客に提出するという、あまりにもお粗末な仕事をするところもあるようです。

規模によって仕事の進め方に差が出るのは、組織の信用とマンパワーに差があるからです。

リスク管理

このリスク管理も上に記載した、組織の信用とマンパワーに起因して規模により差が生じます。

大きい組織は、信用に傷がつくことを是が非でも回避したいので、徹底したリスク管理をします。リスク管理するためのチェック専門部署を設けて、プレゼン資料や報告書など、外部に提出する成果物等のすべてをチェックする会社も珍しくないです。

これも組織が大きいからこそ、なせる業です。

組織体制や内部の管理体制

上場企業は、上場する際に組織体制や内部の管理体制の上場審査があります。この審査を通過しないと上場はできません。ということは、上場企業は組織体制等がそれなりにしっかりしているということです。

上場企業の組織体制等は、企業が準拠すべきスタンダードとも言えます。

チャレンジしたい人、募集

よくベンチャー企業などの採用募集欄を見ると「いろんなことにチャレンジできます!」的なコピーを目にすることがありますが、これは裏を返せば「人が足りない」ということを意味しています。

ただ入社後すぐに「いろんなことにチャレンジできる」というのはベンチャーのメリットです。

結局、大企業で働くべきか?

ここまでほとんど、大規模組織のメリットを記載しましたが、決して大企業で働くことを勧めているわけではありません。記載していない大企業のデメリットもたくさんあります(笑)。

ただベンチャーや中堅・中小企業で働くとしても、大企業でちょこっと働いてから転職した方が良いのではないかと個人的に思います。

大企業で「クオリティ」や「仕事の進め方」、「リスク管理の仕方」などをちょこっと見て勉強してから、転職した方が将来的に役立つように感じます。

1つの組織しか知らないと比較材料が無いことになるので、その会社の「サービス等のクオリティ」や「仕事の進め方」「組織体制、内部管理の仕方」などが良いのかどうかも判断しにくくなるように思います。

話は少し逸れますが、クオリティの高い商品やサービスが売れるとは限らないし、低い商品・サービスが売れないとも限りません。顧客層によってニーズが違うからです。

結局、今回の話をまとめると、
ベンチャーで働きたくても、いきなりベンチャーではなく、大きい組織でちょっと勉強してから転職しても遅くない、ということです。

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